お知らせ

時間外不払い(サービス残業)は労基法違反です。ポスターできました。

2014年04月18日

サービス残業是正.png医労連ポスターA3.pdf

連日奮闘されている皆様に心から敬意を表します。

さて、医療・福祉現場では慢性的な人手不足で、労働基準法違反が蔓延し、「サービス残業は当たり前」の状態になっています。

2013年度看護職員実態調査の結果でも、交替制勤務にもかかわらず9割の人が時間外労働を行ない、約3分の2が不払い労働(サービス残業)を行っており、特に始業前残業は4年前の調査より増加している結果が明らかになりました。また、長時間労働の問題では、村上優子さんの過労死裁判で、夜勤交替制労働の過重負担が認められ、通常より短い50?60時間の時間外労働で過労死が認定されましたが、「60時間以上」の時間外労働をしている、つまり過労死ラインの人が約1%もおり、「5局長通知」発出後も長時間労働や不払い労働等、労働基準法違反が横行する実態が浮き彫りになりました。そしてそのことが結局、健康被害や慢性疲労、そして看護のやりがいを奪っている状況も明らかになっています。

日本医労連は、人のいのち預かる医療・福祉職場から「二度と村上優子さんのような過労死を出さない!」決意のもと、長時間労働是正、不払い労働(サービス残業)の労働基準法違反の一掃をめざしこの度「不払い労働(不払い残業)是正」ポスターを作成しました。