2013年03月01日
介護は「深く」「難しく」
「高貴」な行為
日本医労連は2月16?17日、岡山市内で2013年「介護要求実現!全国学習交流集会」を開催、前回の2倍となる129名が参加しました。
「介護の本質とは?介護のやりがいをとりもどそう」と題して、八戸大学の篠?良勝先生が介護の専門性について記念講演。篠崎先生は「介護には有形介護と無形介護がある」と述べ、無形介護(注)こそが介護の専門性と定義。DRIP(雫・しずく)の実践こそが利用者の日常生活を豊かにする介護実践であり、介護行為は「深く、難しく、高貴」だと、参加者にエールを送りました。
2日目は分散会と学習会の4グループに分かれて学習・交流を行ないました。まとめの集会では、「団結して頑張れば職場は変えられる」「ほかの組合の取り組みを自分たちの組合に活かしていきたい」など、感想と決意が報告されました。2日間を通して大いに学習・交流して力強く意思統一できた集会となりました。13春闘は介護が熱いぞ!
(注)篠崎先生は無形介護を
○尊厳(Dignity)的観察
○リスク(Risk)回避的観察
○自立(Independence)支援的観察
○身体(Physical)的観察 ― の5つに分類。それぞれの頭文字をとって「DRIP=雫(しずく)」と表現しました。