医労連・加盟組合とりくみ

13春闘始動/医系7大学理事会に春闘要求書を提出

2013年03月01日

大学部会が要請行動

 東京医労連大学部会は2月15日、順天堂・東京女子医大・東京医大・日本医大の4大学理事会に対して13春闘要請行動を行ないました。3月8日には日本大学、慶応義塾大学、4月上旬に杏林大学への要請を予定しています。
 部会要求のポイントは賃金引上げ、看護師の処遇・夜勤・労働条件改善、社会保障充実など。これに各労組の重点要求を加えて、東京医労連と加盟労組連名の「要求書」として事前に大学当局に提出しています。また「共通質問」事項として?4月からの看護師採用状況、?「5局長通知」に対する各大学の取り組み状況―を事前に提出し、要請行動の際に回答を受けることにしています。
 
「夜勤は有害」認識広がる

 「5局長通知」に基づく取り組みでは、看護師の長時間夜勤改善に向けて各大学とも看護部を中心に検討が始まっています。要請行動に参加した組合員からは「"夜勤は有害"と改善をよびかけた日本医労連の運動の結果、共通の認識が広がってきているようです」との声が寄せられました。日本医労連大学部会では、ひき続き関西医大等への要請行動に取り組む予定です。

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