2013年04月24日
憲法改悪ストップを!
日本医労連は4月20?21日、静岡県熱海市で「加盟組織第5回役員セミナー」を開催しました。このセミナーは、加盟組織の労組役員を対象に毎年開催しています。
全体学習・第2講義「暮らしの中の憲法?今、憲法が危ない」と題して講演した小林善亮先生(自由法曹団事務局次長)は、憲法改悪の動きについて次のように述べました(要旨)。
自民党は今夏の参議院選挙で、憲法改正手続きを定めた「96条改悪」(改正発議要件の緩和)を狙っています。
天皇をはじめ、国務大臣、国会議員、裁判官、その他国家公務員は、憲法を尊重し擁護する義務を負っています(憲法99条)。憲法は国民を縛るものではなく、再び戦争をしないように政府(国)を縛るものです。
自民党の憲法「改正」案は、「国防軍」創設や天皇元首化などが盛り込まれています。9条を改悪して日本をアメリカと一緒に「戦争ができる国」に変えようとするものです。憲法改悪の中身を学習し、多くの人に知らせて改悪をストップさせよう、とよびかけました。