2013年05月02日
賃上げこそデフレ経済打開の道
すべての労働者の賃上げ、社会保障拡充、消費税増税・TPP参加阻止、憲法改悪反対などをかかげて5月1日、第84回メーデーが全国322カ所で開催されました。東京・代々木公園で開かれた中央メーデーには2万1000人が参加しました。集会実行委員会を代表して全労連の大黒作治議長が主催者挨拶。デフレ経済を打開するためにも「すべての労働者の賃上げで購買力を高めることが必要」と訴えるとともに、「正規雇用が当たり前の社会実現のために奮闘しよう」とよびかけました。「首都圏反原発連合」の代表が連帯挨拶するとともに、JA全中の萬歳章会長、主婦連合会の山根香織会長からTPP参加反対のメッセージが紹介されました。
医労連/TPP反対、大幅増員など訴えて行進
閉会にあたって東京医労連の大島野江子(看護師)さんが「中央メーデー宣言案」を読み上げて提案、会場の拍手で採択。集会終了後、参加者は3つのコースに分かれてデモ行進しました。
日本医労連は、山田眞己子委員長(写真・前列左から2人目)を先頭に「新宿コース」の約4キロを行進。東京医労連加盟の各労組、全医労・全厚労・全日赤・健保労組・全労災・国共病組・公共労の全国組合各本部、単組支部など800名余が横断幕やプラカード、のぼりを持って参加、「国民皆保険制度こわすTPP参加反対」「医師・看護師・介護職員の大幅増員実現」などを都民にアピールして元気よく行進しました。各地のメーデーと医労連の取り組みは、機関紙「医療労働者」5月9日号に掲載、紹介します。