医労連・加盟組合とりくみ

「ナチスの手口」は既に始まっている

2013年08月05日

1P2_R.jpgのサムネイル画像安倍内閣の改憲暴走許すな!

?「ナチスの手口を学んでみたらいい」―憲法「改正」論議に関わって麻生太郎副総理の発言(7月29日)に国内外の批判が高まっています。臨時国会が開かれた8月2日、安倍内閣の改憲暴走を許さない―緊急院内集会が衆議院第2議員会館で開かれました。「5・3憲法集会実行委員会」がよびかけたもので婦人、キリスト者、教育、労働者など各層の幅広い団体から代表が駆けつけ、床に座り込む人や廊下に溢れる人など150人余が参加しました。

 国会報告として、集会到着順に社民党の福島瑞穂前党首、日本共産党の市田忠義書記局長が麻生発言の本質や今後の国会審議について発言しました。

 参加団体からは「高校社会科教科書から『侵略戦争』削除など、国の介入が強まっている」「これまで内閣法制局は集団的自衛権行使は違憲としてきたが、安倍首相は集団的自衛権賛成の官僚を法制局長官に据え替えた。『ナチスのような手口』で改憲の準備は既に始まっている」などの発言が相次ぎ、実行委員会として今後国会内外の闘いを強めて行こうと行動提起がされました。 日本医労連は「憲法が生きる社会の実現」を求めるとともに、憲法96条や9条など、あらゆる改悪に反対します。