成果主義賃金阻止を
第8回民間病院労組全国交流集会
 10月15・16日、第8回「民間病院労組全国交流集会」が静岡県伊豆長岡で開催され、18組織より37名の仲間が参加、一般病院を取り巻く情勢の学習と交流を行ないました。1日目は武藤勝部会長の挨拶、井上久事務局長の基調報告に続き、成果主義賃金問題で特別報告が行なわれ、活発な討論や意見交換が行なわれました。
 討論では「成果主義賃金では、チーム医療が破壊される」「職員のやる気が萎え病院の将来に希望をもてなくなる」「個々人が目標や課題の達成にばかり追われる」など、肝心の医療の質や患者さんに対するケアが見失われがちになり、地域での病院の評判が低下する事態にまで陥っているなどの報告が相次ぎました。
 2日目は、池田寛日本医労連副委員長が「医療労働組合の安全衛生・メンタルヘルス対策」と題し、安全衛生委員会の活動の強化や、労働組合として具体的に取り組むべき課題について講演を行ないました。