岐阜県医労連 須田病院労組を結成
希望ある職場へ
 大きく変わる精神医療制度のもとで、労働組合をつくり、信頼される医療と希望ある職場をめざそう‐。
 10月24日、岐阜県高山市の医療法人生仁会で、生仁会須田病院労働組合(杉下典子委員長)が結成され、岐阜県医労連に加盟しました。同法人は、飛騨地域で最大の精神病院・須田病院(338床)をはじめ、介護老人保健施設や援護寮などを経営しています。
 新病棟建設をひかえ、理事会から、収支状況の悪化を理由に一時金の大幅カットなどが提案されたことから、職場に経営改善と労働条件の維持、医療内容の充実を求める声が広がり、組合結成に至りました。
 組合では、理事会に『須田病院の明るい展望を切り開くために』の提言を行うとともに、秋闘要求を提出。11月2日には理事長らと懇談を行い、10日の回答を受けて労使交渉に入るなど、組合活動をスタートさせました。