医師・看護師不足が深刻に
第37回精神労組交流会を開催
 精神部会は、岩手県盛岡市つなぎ温泉で、第37回精神病院労組全国交流集会を開催し、33単組・1全国組合・1未加盟労組120名が参加しました。
 氏家精神部会長は冒頭、岩手で全国交流集会を開催した目的は、7月に職員の半数近い人達が解雇され解雇撤回を目指してたたかっている盛岡精神病院従組の仲間を激励し、一日も早い解決を目指し精神部会として意思統一を行うためであることを強調しました。
 桂木事務局長から基調報告があり、早いスピードで精神病院の改善が進んでいる状況が報告され、秋年末闘争06春闘では、医師・看護師増員闘争と、政府が狙っている医療改悪阻止のために全力で取り組むことが提起されました。
 全医労から「退勤時間調査と対話運動」、山形・二本松会労組から「提言運動と新病院建築」の特別報告。
 「闘う仲間・新しい仲間を励ますつどい」では、岩手・盛岡精神病院従組、秋田・鷹巣病院労組、東京・井之頭病院労組、根岸病院労組、大分・豊前病院労組から現状報告と勝利解決までたたかう決意表明がありました。
 今年新しく結成した愛知・南知多病院労組、岐阜・須田病院労組は正常な労使関係が構築され元気に活動している状況が報告されました。
 集会では各病院で医師・看護職員不足が深刻化している実態が報告され、医労連が提起している医師・看護師の増員闘争の重要性が確認されました。
 深刻化する人手不足の改善のためにも、秋年末闘争、06春闘を全力で闘うことを全体で意思統一し集会が終了しました。