自治体病院部会・全国交流集会
再編・統廃合問題を討議
 日本医労連自治体病院部会・全国交流集会を、10月21〜22日、高知県で開催しました。
 全体で86名が参加し、自治労連の大泉医療部会長もエール交換として参加されました。
 今回は、自治体病院の経営形態のあり方として、政府が推奨し、モデルの1つとされている高知医療センターの「PFI方式」を見学し、センターの沖企画統括監の講演、SPC(特別目的会社・PFIの受託企業)との懇談などを行いました。
 懇談では、PFIの行政側のメリット、公的財政負担の軽減、自治体職員と派遣・臨時職員の割合、リスク分散のあり方、地元企業の活性化など、多くの関心や問題意識を持ちながらの懇談となりました。
 田口朝光事務局長の基調報告、青森・西北中央病院労組の内山宏委員長の「青森の自治体病院再編に関わる職場報告」を受け、分散会で活動交流と討論を行いました。
 分散会では、自治体病院の再編・統廃合と医師不足問題、職場の「経営効率」優先の「合理化」問題などに議論が集中しました。
 交流集会の後は、「四万十オプショナルツアー」で、尾形船での四万十川の清流と紅葉の自然を満喫しました。