第75回メーデー
あおぞらのもと 守れ!いのち・くらし・平和

史上最悪の年金法案は今すぐ廃案に

 「リストラやめ雇用をふやせ、年金大改悪反対」「イラクから自衛隊は撤退せよ、憲法改悪・有事法制を許すな」‐。5月1日、第75回メーデーが全国375会場で開催されました。医療に働く仲間は、全国各地でメーデー成功へ奮闘。青空の下“まもろう、いのち・くらし・平和”の声が響きわたりました。
 中央メーデー(東京)は、主催者発表で参加者が4万人を超え、大阪や京都でも2万人を超えるなど、全国の主な県庁所在地での中央メーデー集会に約17万4千人が集まりました。


 北海道では全道で約1万3千人がメーデーに参加、札幌・中島公園では参加者約5千人が「LOVE9」の人文字で、憲法9条を守ろうとアピールしました。
 東京では3年ぶりとなる代々木公園での中央メーデーに約4万2千人が参加。熊谷全労連議長、各団体代表あいさつに続き、映画「草の乱」の神山征二郎監督は、日本の映画産業を縁の下で支える、現場労働者の厳しく不安定な労働実態について語り、集会参加者との連帯を深めました。
 愛知では名古屋市内の中央メーデーに約1万人が参加。愛知社保協は毎年、会場で開始前1時間の署名行動に取り組んでいますが、今年も愛知県医労連から30名が年金改悪反対の署名行動に参加しました。
 京都では二条城前広場で開催された統一メーデーに約2万人が参加。朝日新聞京都版では“ストップ!年金改悪”のプラカードもって参加した京都医労連の組合員の声が紹介され、「安易に国民に負担をかけるやり方は許せない」と年金改悪反対を訴えました。
 大阪では扇町公園に2万人以上が結集、土曜日のこの日、ふだんは組合行事になかなか参加できない職場の仲間が大勢集まり、医療の職場からは500名以上が参加。堺では耳原労組から200名が参加するなどメーデー成功へ大いに奮闘しました。
 福岡中央メーデーには福岡医療団労組が「ウルトラ漫才」を披露。毎年趣向を凝らしたデコレーションでも有名ですが、今年は「ブッシュ・小泉、憲法9条をケーキカット」(4面)が会場の話題を呼びました。