自治体病院部会
すすむ再編の動き

「政策づくり」を重視

 11月16日、「04年度自治体病院労組交流集会」を開催し、全国から41名が参加。自治労連・大泉医療部会事務局長から激励と連帯の挨拶を受けました。自治体病院は、小泉内閣による医療制度と医療提供体制の「改革」に加え、自治体合併や「三位一体改革」の影響を受けた再編への対応が緊急課題になっています。
 集会では、田口朝光部会事務局長(中執)が、「緊急要求と取組み」を含めた「問題提起」を行うとともに、部会が作成した「経営分析」と「政策作り」の手引き、経営分析シート(CD)などを活用した「経営分析の実践講座」を行いました。
 また、「病院機能再編計画とのたたかい」(青森)、「医師不足問題と住民アンケートのとりくみ」(愛媛)、「再編・ネットワーク化・広域再編の問題点」(山形・菊池敏蔵氏)などが各地から報告されました。
 集会は、産別結集を強化しながら、地域医療と自治体病院守り発展させる運動の強化を確認しました。