豊前労組を励ます集会
11県51組合から220人が参加<大分>
4000枚のビラ配布・4台の宣伝カー・理事長への申し入れ

 大分県医労連・豊前病院労組では、04年春闘も未解決のなかで、産別へ「交渉権・妥結権」を委任し、「労使関係の正常化と職員の生活と権利」を守るために、ねばり強く奮闘しています。
 豊前病院労組を励ます集会が8月27日、午後2時より豊前市役所駐車場で行われ、残暑厳しい中、九州8県、東京、山口、山陰などから51労組・220名が集まりました。
 集会は、大分県医労連大隈委員長が主催者を代表して挨拶、日本医労連氏家精神部会長と豊前築上郡地区労センター柏木組織部長から激励の挨拶をうけました。豊前病院労組を代表して吉松委員長が決意を述べ、岩崎健生労組書記長の団結頑張ろうで集会を閉め、豊前病院まで豊前市内をデモ行進しました。
 豊前市内でのこの規模での集会とデモは、初めてのこともあり、市民の大きな関心を集めました。
 当日、豊前病院労組は午前8時から行動を開始、11時には県内外からかけつけた約30人が合流して、豊前市内、築上郡地域に4000枚のビラ配布と、宣伝カー4台を運行しました。豊前病院労組の組合員は、「全国各地からたくさん集まり励まされた。頑張ろう」と感想をのべていました。全国から28通の激励メッセージも寄せられました。
 8月22日には、前回7月26日に議題となった「スト当日の遅刻届問題」など4項目の団交を行いました。交渉では一定の回答や確認がありましたが、04春闘は「これまでの回答を繰り返すのみ」でした。「04年度・05年度春闘をセットで交渉してはどうか」という理事会の提案がありましたが、「組合は拒否」し、04春闘早期解決のために、理事会で議論することを要求しました。次回の団体交渉は9月12日に行う予定です。