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都議会セクハラ発言への抗議

2014年06月25日

都議会セクハラ発言抗議文.docx

都議会セクハラ発言抗議.docx

女性の人権を冒涜するセクハラ発言の撤回と謝罪、真相究明を求める?

6月18日の都議会本会議で、子育てや不妊治療への支援を訴えた塩村文夏議員に対して、一部の男性議員から「自分が早く結婚した方がいい」「産めないのか」などのヤジが相次いだ。これは女性の人権を著しく傷つけるものであり、あってはならないことである。 そもそも「結婚」や「出産」については、個人的なことがらであり、ましてそれをヤジで発することは女性蔑視のなにものでもない。この暴言は断じて許されるものではない。これらの発言や議会の対応の仕方に強く抗議する。?

青年と女性の2人に1人は、非正規のはたらき方を強いられ、低賃金といつ首を切られるかわからない不安の中で働いているのが実態である。このような中で、結婚をしたくても躊躇したり、子どもを産みたくても産むことをためらう若者が増えている現実がある。これが少子化の原因の一つにもなっている。?

今、都議会でやるべきことは、遅れている少子化対策を進めることである。

若者の正規雇用をふやし、収入をふやして生活を安定させること、子育て世代を支援するために安心して預けることのできる認可保育園を増やすこと、競争の教育ではなくて、人間として豊かに成長できる教育を進めることなどが急務である。

私たち女性は、都議会の責任で、発言者を特定し発言の撤回と謝罪を求めるとともに、再発防止の措置をとること。また、発言者には厳正な処分をおこなうこと求める。