2014年07月01日
6月28・29日、道医労連女性委員会主催「医療にはたらく女性のつどい」が帯広市内で行われました。1日目は「集団的自衛権と憲法9条」のテーマで平澤卓人弁護士が講義を行いました。「国連憲章は確かに集団的自衛権を肯定しているが、85年の日本政府答弁書では"憲法9条の下においては、許容されている自衛権の行使は、我が国を防衛するために必要最小限度の範囲にとどまるべきもので...集団的自衛権を行使することは、その範囲を超えるものであり、憲法上許されないと考えている」と、日本の集団的自衛権を認めてはいない日本政府の見解が示されていること。また、これまでアメリカによって恣意的に作られてきた数々の戦争の歴史があり、「立憲主義とは、そのような恣意的暴力を否定する体制の構築」であり、日本が行うべき国際貢献は、日本国憲法遵守すること、生かすことであることを話されました。