日本医療労働組合連合会
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10・27中央集会 日比谷野音に全国から5300人が集まる
医療労働者をふやせ〜!
沸き立つ歓声、医師・看護師ふやせ≠フシュプレヒコール!
「医師・看護師ふやせ 10・27中央集会」は、全国から5300人を集めて、日比谷野外音楽堂で開かれ、会場一杯に埋め尽くしました。「医師・看護師をふやせ」の集会アピールを採択し、銀座をパレードしました。
あいさつした日本医労連の田中千恵子委員長は、深刻な医師不足と看護師不足によって地域は医療崩壊の危機にあると指摘。同時に「医療の問題は国、政治の責任だ。医師・看護師増員を求める世論は大きく広がっており、署名は100万人分を突破した」と報告し、運動をさらに広げようと呼びかけました。
落語家の林家木久蔵さんとオーストラリア看護連合ビクトリア支部のジャン・ブロウリッジ副会長が連帯あいさつ。「過去に何度も入院したが、看護師さんたちのおかげで元気でいられている」(木久蔵さん)とエール。集会には、当日までに498病院・診療所の院長・経営者からと87市町村長、民主・共産・自民の18国会議員から賛同が寄せられました。
リレートークでは「街頭で署名を訴えたところ、45分間で840人分も集まった」(東京都立豊島病院の看護師)、「看護師はぎりぎりの人員で、自分を犠牲にしながら働いている。患者さんから『体に気をつけて』といわれることもある」(千葉県循環器病センターの看護師)、「県内の自治体病院では一度に4人も内科医が退職したところもある。医師不足は深刻」(秋田の内科医)などと報告されました。
11月19日の笑点≠ノ注目
激励あいさつにかけつけてくれた林家木久蔵師匠は、「明日の収録の頭に、この集会のことを話します!」と発言、11月19放映の笑点≠ご注目ください。
集 会 ア ピ ー ル
すべての人が、平等に必要とする医療・福祉が、大きな危機を迎えています。
社会保障の後退、医療費自己負担贈のアップ、病床からの患者・利用者の追い出しなど、医療費削減を名目に、安全・安心がふみにじられています。必要な医療が、必要な人に提供できない、お金で命が左右される、「医療難民」「介護難民」というそんなことが許されるでしょうか。
医療現場では、超過密労働のもとで離職する医師・看護師が後を絶たず、過労死報道も相次いでいます。このままでは、病院から医師・看護師がいなくなり、地域医療が崩壊しかねません。働くものの健康と、患者・利用者の安全を脅かす、そんな医療であっていいのでしょうか。
私たちは、安全、安心の医療を実現するため、医師・看護師をふやすことを求めます。
私たちは、国民の命と人権をまもるたたかいを大きく広げます。
私たちは、全国各地で、医師・看護師をふやす運動を大きく前進させます。
2006年10月27日
「医師・看護師ふやせ 10.27中央集会
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10・27中央集会ニュースNo.9
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