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各分野・課題別の取り組み-給食・検査など下請・派遣反対の課題
患者食は保険給付で−病院給食対策委 池袋で宣伝署名
 入院中の患者の食事代は、健康保険できちんと給付を−と、日本医労連病院給食対策委員会は、寒風吹きすさぶ12月18日、東京・池袋駅頭で、与党・政府の医療制度改革に反対する宣伝・署名行動を展開しました。

 06年1月20日に開会される通常国会に、政府・与党が提出する医療制度改革関連法案の一つが、病院給食の患者負担の全額自己負担化です。患者食は、すでに1日につき、「材料費相当分」として780円が自己負担化されていますが、これをさらに拡大、まず70歳以上で療養病棟に入院する患者から全額自己負担にし、食事代など月約10万円の自己負担を取ろうというもの。今後、他の一般入院患者への波及は必至です。

 宣伝行動では、栄養士や調理師が次々とマイクを握り、「患者食は、治療食であり、本来は保険で給付するもの。健康保険から給付を外すなんてもってのほか」「患者さんが安心して入院できないようにして、何が医療改革か!」と訴えました。
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