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各分野・課題別の取り組み-給食・検査など下請・派遣反対の課題
103人が参加し、1泊2日で熱海で交流−第3回臨床検査問題交流集会
 日本医労連((臨床検査対策委員会)は1月27〜28日、熱海で「第3回臨床検査問題全国学習交流集会」を開催、全国から103人が参加、臨床検査分野の実態や要求、またブランチやFMS方式による業務委託問題などについて交流・学習しました。集会は今回で第3回目、これまでは東京での1日の集会でしたが、今回は1泊2日での交流となりました。
 全体集会では池田寛副委員長が挨拶、増員闘争や医師不足問題をはじめとする地域医療を守る運動への結集を呼びかけました。岡野孝信中央執行委員(委員会責任者)が「基調報告」、臨床検査をめぐる情勢にふれつつ、@業務委託に対する労組の対応の強化、A情報の共有、B医療研究運動との連動を強調しました。
 「特別報告」は、「宿日直勤務から交替制勤務へ」(全厚労新潟・島川淳氏)、「検査技師不補充・業務委託問題」(全労災・溝口一彦氏)、「採血問題について」(京都検管センター・多比良卓志氏)。また、『臨床検査の光と影』と題して高橋正雄氏(「医療研」助言者)が記念講演、臨床検査の問題点とあるべき姿について熱っぽく語りました。
2日目は3分散会で、@業務委託問題、A医師不足問題と地域医療、臨床検査、B労働条件、C検査技師と労働組合活動をテーマに交流。参加者からは「他病院の話を聞くと、安閑としていられない。情勢を職場に伝えたい」「さまざまな攻撃に対して、検査職場の意思統一が必要だ」「ブランチの問題点がよくわかった」などの声が寄せられました。
また、課題に対する日本医労連としての方針の具体化や、全国集会と連動した行動提起の必要性などの意見も出されました。

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