日本医療労働組合連合会
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業務委託でなく、直営での充実を!
日本医労連第19回病院給食問題全国交流集会 155人が参加
日本医労連(病院給食対策委員会)は11月28〜29日、京都で第19回病院給食問題全国交流集会を開催、6全国組合30県医労連より栄養士、調理師等155人が参加しました。
集会では、給食改善や労働条件について交流を深めるとともに、「直営による病院給食改善運動」、「業務委託」を阻止するたたかいの強化を意思統一しました。
今集会は、1988年10月に第スタート、今年で19回になります。全体集会では主催者を代表して相沢幸敏書記長が挨拶、政治・経済・医療・をめぐる情勢について報告、近づく2010年春闘での奮闘を呼びかけました。染原剛病院給食対策委員長の挨拶に続いて岡野孝信中央執行委員(給食対策委員会責任者)が「基調報告」、病院給食をめぐる情勢と、この1年間の給食分野の闘いや運動を総括するとともに、運動方針を提起、特に、業務委託反対闘争への労組の位置づけと、対応の強化を訴えました。「特別報告」で、@長年にわたり給食改善に取り組んできた東京医労連・城山病院労組が、業務委託を白紙撤回させた取り組み、A健保労組・横浜中央支部での派遣労働者を直接雇用にした取組、B経営側が団交や労使協定を無視して業者との契約を強行、委託になったものの、2年半にわたって頑張った富山民医労の闘いなどが報告されました。
2日にわたって行われた分散会では、@委託の条件を高める欠員補充とのたたかいを徹底すること、A給食改善の交流をさらに強めること、B労働条件の改善、などが強調されました。「まとめ報告」で岡野中執行は、「直営による病院給食充実の運動を強めつつ、委託の動向に機敏に対応し、医労連の力を結集して阻止しよう」と呼びかけ、「来年の第20回全国集会に向けて頑張ろう」と訴えました。
以 上
「基調報告」(Word)はこちらから
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第19回病院給食問題全国交流集会「基調報告」
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