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加盟組合の取り組み
「3人・月8日夜勤協定」を獲得! 和歌山県・橋本市民病院労組
 橋本市民病院労組は、「3人夜勤、夜勤回数月8日以内」の夜勤協定の締結を勝ち取りました。11月7日に開催された団体交渉には、100名の組合員が参加しました。
 新しく赴任した事務局長は、「2対1看護にすべきという病院の方針の転換をはかった。看護職員の夜勤も軽減できる」と回答しました。組合側は、新卒者が半年間も夜勤に入れない実情や、欠員補充も十分とは言えない中で、夜勤12回にも及んでいる実態を訴え、改善を求めました。

実効性も協定
 また、協定の実効性を担保するために、「確認事項」として、夜勤回数が9回を超える場合は、副師長が夜勤に入ること、長期病欠者・研修者、夜勤免除者をのぞいて夜勤要員を確保することを明記させることができました。当局は、06年度は25名の募集を行ったことも明らかにしています。育児休業者の分は8名ほどを見込んで来年の採用人数に積み上げました。
 職場では、これで夜勤回数が減り、労働条件が改善されるという期待がある一方で、病院側に確実に実行させていく運動が引き続き重要です。

引き続き運動を強化
 キャラバン行動の中では、看護師不測は橋本市民病院だけでなく地域医療機関共通の悩みとなっていることがわかりました。日本医労連のビラ「看護師を増やしてください」を5300枚、新聞折込をして、住民にアピールをしましたが、これからも看護師不足解消のための連携や、行政への働きかけが必要です。
(2006年1月12日付け「医療労働者」)


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