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働き続けられる職場づくりを−全医労第60回定期大会開く
 全医労第60回定期全国大会は、「『経営効率』最優先の病院運営をやめさせ、安全・安心の医療を確立しよう」をメーン・スローガンに、7月13日から15日の3日間、福島県郡山市・磐梯熱海温泉の「ホテル華の湯」で開かれました。大会には代議員196人のほか、構成員、傍聴など総勢341人が参加し、「2006年度運動方針」を決定するとともに、新役員を選出しました。
 北川委員長は、あいさつで「独立行政法人3年目にあたり、看護師増員と働き続けられる職場作りは待ったなしの課題」と述べた上で、看護師増員闘争を全組織が活動の要に据えるとともに、非常勤職員の雇用継続のたたかい、国直営部門での取り組み、原則的な活動と組織拡大、憲法改悪反対の運動などを柱にたたかいをすすめようと呼びかけました。
 岸田書記長が「2006年度運動方針」を提案し、延べ101人が発言に立ちました。討論では、安全・安心の医療のために看護師の大幅増員が必要なこと、全組織をあげて非常勤職員の来年度以降の雇用継続をさせていくこと、「不利益・雇止め是正裁判」をたたかっていくことなどが強調されました。北川委員長のまとめを受けた後、圧倒的多数の賛成(賛成188、反対2、白票1)で方針が採択されました。
 選出された新4役は次のとおりです。(敬称略)
 ▽委員長=北川寿博▽副委員長=渡辺伸仁、淀房子▽書記長=岸田重信▽書記次長=府中勝博(いずれも再任)
「医療労働者」1437号より

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